不動産の学校 購入編 その2 物件探しの方法③



みなさん こんにちわ 新名です。

そろそろ緊急事態宣言も解除されようとしていますね。ワクチンも普及しだしたので、明るい兆しが見えてきそうです。

さて、今回は次の大きな山である融資についてです。

実は、ほとんどの方が不動産を購入される際には融資を利用します。その理由は、もちろん「今、現金がないこと」が最大の理由ですが、もう一つありますよ。これが分かった方はどんな方法でも結構ですからご連絡くださいね。一緒に考えましょう。

では、気に入った不動産が仮に見つかった場合、融資を申し込みますが、これには大きく2つの側面があります。1つは、物件そのものに対する評価です。金融機関はその評価方法に1,積算方法、2,比較法、3,収益還元法の3つを用いますが、ほとんどの金融機関は1,積算方法で計算します。具体期には、不動産が持つ、土地と建物の現時点での価格をある定められた方法で計算します。具体的な計算は実は金融機関で異なる場合もありますが、基本的には土地の路線価×掛け目に建物の残存価値を加えたもので計算されます。

次に重要なものが、購入者自身が持つ金銭面での成績表です。これは年収や保有している資産状況で判断されます。

金融機関はこの2つを総合的に評価して、まずは事前審査を実施して、その個人にはどの程度までの融資が可能か?を判断します。

その事前審査にパスすれば次は、本審査申し込みを行い、実際にお金を借りること(金消契約という)になります。ここで事前審査が承認されれば問題ないのですが、金融機関も状況によって必ず融資承認が下りるとは限りません。そこで、仮に承認が得られない場合には他行などにも持ち込むことがあります。

このように、物件取得には融資は避けては通れない関門ですから、できるだけ事前にしっかりと準備する必要があります。

最近では銀行系ではないフラット35(国の税金を借りて購入するもの)が長期にわたって一定金利(支払いが変わらない)ため人気があります。当社もフラットを申し込まれる方が圧倒的に多い状況です。