JKAS(住宅ローン相談窓口)の冊子紹介(3)「自宅を貸し出して賃料でローン返済する方法」(その1)



皆さん こんにちは 新名です。

JKAS(住宅ローンに困ったときのあなたの街の相談窓口)の小冊子紹介3冊目の1回目です。

秋晴れの清々しい天気が続いています。天気も地球の動きに左右される動的なもの(浮世とも考えられます)ですから、必ず変化します。変化に対して柔軟に対応できるように日ごろから頭の体操を心がけたいものですね。

 

さて、本日は小冊子(3)自宅を貸し出して賃料でローン返済する方法の1回目です。

 

大前提で、住宅ローンというものは「住まいとしての家」を購入するときに利用できるローン

ということです。

住宅ローンは、大前提で本人やその家族が住まいとして家を購入するために使える

ローンで、賃貸の目的には基本的には利用できません。

下記に、ある金融機関の住宅ローンの商品概要を抜粋しました。

<資金使途>

(1)本人居住用の土地、住宅の購入、住宅の新築、増築、改築、底地の買い取り資金

*賃貸の目的にはご利用できません。

(2)火災保険、保証会社手数料・保証料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越し費用、修繕積立金、リフォーム費用、付帯工事費用、管理準備金、水道過入金

 

となっています。

しかしながら、たとえ住宅ローンの返済中であっても、マイホームを賃貸に出すことは

一定の条件をクリアすれば可能になります。

 

住宅ローンを返済中にマイホームを賃貸に出せるのか?

誰でも考えたことはあるのではないでしょうか?

このような経緯にいたるまで様々な理由があるので、

一概にどちらが良いのかというよりは

今後のあなた自身のライフプランによって変わってきます。

まず、結論から言いますと

住宅ローンを返済中にマイホームを賃貸に出すことは

条件によっては可能です。

なぜそれが可能なのかを、次の例を元に解説していきます。

悩みの事例ではありますが、

転勤が多い方や転勤が急遽決まった方、離婚してしまった。など

少なからず同じような悩みを持つ方もいるのではないでしょうか?

基本的には、

住宅ローンを返済中にマイホームを賃貸に出すことは【NG】ですが、

やむを得ない場合は、認められるケースもあります。

ただ、内緒にして貸し出したり、嘘をついてしまうと契約違反となり

銀行側から一括返済を求められることがありますので、気を付けたいことろです。

そのときは良くても、後々面倒なことも重なってくることもあるので

絶対に内緒や嘘はいけません!!!

まずは、銀行と契約を交わした「金銭消費貸借契約」の契約内容を確認して

ひとつひとつ解説していきます。

 

 

次回は、(3)自宅を貸し出して賃料でローン返済する方法

の2回目です。ご期待ください。

全てのご縁に感謝です。