JKAS(住宅ローン相談窓口)の冊子紹介(3)「自宅を貸し出して賃料でローン返済する方法」(その2)



皆さん こんにちは 新名です。

JKAS(住宅ローンに困ったときのあなたの街の相談窓口)の小冊子紹介3冊目の2回目です。

個人的なことで、恐縮ですが今朝早くに、叔父さんが亡くなりました。私が幼少のことから甘え、頼りにし、応援されてきた人です。何ともいいようのないものがあります。タバコが大好きで10年前くらいまでは1日4箱も吸っていた人でした。やはり、肺のトラブルを何年も抱えての旅立ちでした。悲しいのは当然ですが、本当に今までありがとうという気持ちです。数年前に仕事で、鹿児島に帰ったときに、会っておいて良かったと思います。

 

さて、気持ちを切り替えて、本日は小冊子(3)自宅を貸し出して賃料でローン返済する方法の2回目です。

 

住宅ローン返済中にマイホームを賃貸に出すときの注意点

まず、

あなた自身が住宅ローンを組まれた銀行はどの銀行なのか

覚えていると思います。

都市銀行、地方銀行、信用金庫、フラット35など

これを前提として解説していきます。

住宅ローンを組んだときに、金銭消費貸借契約書(ローン契約書)があります。

その契約書の中に

「一身上、重要な変動が発生した場合、銀行(貸主側)に告知する。」

という内容の項目があります。

重要な変動を具体的に記していることもありますが

職種・勤務先の変更、婚姻などともに居住の変更がこれにあたります。

よって、「勤務先の命令で転勤をしなければならない状況」のときは

これを銀行に伝えなければなりません。

その時、

銀行は、本来であれば、契約によって一括返済、投資ローンへの切り替えを求めてきます。

ですが、

「転勤先よりいずれ戻ってくる」

「空き家のままではなく、有効に活用するため一時的に賃貸に出す。」

ということが銀行に伝えれば、まず拒否されることは少ないでしょう。

ちなみに

住宅ローンと投資ローンでは、金利差が1.5%~2%くらいあります。

(残債3500万円、0.525%→2.525%の場合、月額91,242円→月額125,592円 

総額約3832万円→総額約5275万円 差額はなんと、約1442万円です!)

現状としては、

継続して住宅ローンを返済することを条件として認めてもらうこと

をおすすめします。

 

 

次回は、(3)自宅を貸し出して賃料でローン返済する方法

の3回目です。ご期待ください。

全てのご縁に感謝です。