JKAS(住宅ローン相談窓口)の冊子紹介(5)「住宅ローンの滞納から競売になるまでの流れ」(その4)



皆さん こんにちは 新名です。

JKAS(住宅ローンに困ったときのあなたの街の相談窓口)の小冊子紹介5冊目の4回目です。

幸せとは何でしょうか?お金があることでしょうか?お金だけではないですよね。では、

心が満たされいればいいのでしょうか?これだけではないですね。では、何でしょうか?

今は分からなくても考えていきましょうね。

 

さて、本日は小冊子(5)住宅ローンの滞納から競売になるまでの流れの4回目です。

(4)競売 中期段階【現状調査期】

    (滞納が始まってから8カ月~10カ月)

競売の手続きが始まってしまったことが実感させられる出来事として

”現状調査”と呼ばれるものが行われます。

まずは、裁判所から競売の対象となる不動産(債務者の自宅)のことを調べる

現状調査についての通知があります。

その後、間もなく裁判所の執行官と不動産の鑑定士の2名が自宅を訪れて

自宅を中と外を見て調査を開始します。

自宅の状況についてのヒアリングや写真撮影、間取りの確認、自宅の家の

前面道路などの周辺環境調査、近隣住民への聞き取りなどが主な調査内容と

なります。

仮に調査当日、留守にした場合でも、執行官と不動産鑑定士は裁判所の権限に

より勝手に玄関の鍵を開けて調査を行うことができます。

調査当日、都合が悪いことが分かっていれば、事前に連絡をして必ず立ちあえる

日に変更してもらいましょう。

現状調査報告書

裁判所の執行官と不動産鑑定士が債務者の自宅を訪れ、物件の状況を克明に

調査した後に提出される書類がこの現状調査報告書です。

この調査結果をもとに、競売物件としての詳細(価格・スケジュール等)が

確定していきます。

 

 

次回は、(5)住宅ローンの滞納から競売になるまでの流れ

の5回目です。ご期待ください。

全てのご縁に感謝です。