社会人になった(続き その2)



みなさん こんにちわ 新名です。このブログは11月13日に書いています。

断捨離のつもりで自分の過去を書いています。前回までは、入社5年くらいから20年くらいまでの記憶を駆け足で辿ったと思います。

人生には、いろんな出会いがありますよね。友達、恩師、異性、そして歌や書物など人生の方向性(ベクトル)を変化させる出会いがあると思います。

会社員を20年くらいやってきた当時の私は、何か物足りなさを感じていたように思います。そのため、本屋さんに行って、何かないかな?と物色していた時に「金持ちとおさんのキャッシュフロークワドラント」(ロバートキヨサキ氏の2冊目の著作)に出会いました。

この本を読んでいくうちに、脳みそを金づちで撃たれたような衝撃を受けました。これまでの会社員としての思考パターンには決してない視点を目の当たりにしました。会社員では労働の対価として給与(お金)を得ますが、お金を得る方法は、この方法とは別の方法が存在することを知りました。俗な言葉では「不労所得」と言われるものです。例えば、作曲や作詞、本の出版をすると権利が発生して、印税が入ることは良く言われている「不労所得」の一種です。この他に株式の保有による配当や大家さんが受け取る家賃収入なども「不労所得」に分類されます。

このような、衝撃を得た私は、まず実施すべきは、自分の脳みその改造だと結論をつけて、上記の書物の薦める方法であるビジネスをスタートさせました。そうです。個人事業としてビジネスを始めたのです。ここで、このビジネスの目的は、お金を得ることではなく、自分の頭を改造することと定義していましたので、思い切り実施しましたが、結果(お金)は増えることはありませんでした。このビジネスは1年間の期限付きで実施しましたので、次の学習として選択したのが、「不動産投資」でした。これを学ぶために、確か30万円程度の教材を購入して、セミナーに参加し、その内容を反復練習していきました。具体的には、①物件をネットで探して、②問い合わせして、③いいものは見に行く という作業を繰り返しました。確か、物件を見に行って10件目に「これかな?」と思えるものに出会いました。でも、自分を住むわけではないマンションを大金を借りて購入するわけですから、初めの1件目はかなり迷いました。何とか自分の中の壁を乗り越えて、1件目を取得してからは雪崩のように物件取得を進めて、4年間で50戸の物件を所有することになっていました。

そうこうしている内に、例の東日本大震災が発生したのです。その後2年で原子燃料工業は売上が急激に悪化していき、会社が求める早期退職に手を上げて、大海原に出ていくこととなりました。

 

 (次回に続く)