皆さん こんにちは
新名です。
今日は、辞世の句を紹介します。
1582年ですから戦国時代です。
秀吉さんの高松城水攻めで城兵の命と引き換えに、また恩義ある毛利家に報いるため
自刀した清水宗治さんの辞世の句です。
「浮世をば今こそ渡れ武士(もののふ)の名を高松の苔に残して」
現代語では、「この世のお別れを今こそしよう!武士として生きた名前は苔にのこして
長らく活かそう」といった感じでしょうか?
特に日本人は、自分の生き方を通じて「名前=名誉」にこだわった生き方をする人が
多かったと思います。(今では考えられませんが・・・)
このとき、清水宗治さんは45才くらいだそうです。
しっかりと自分の人生を生き切った方の言葉には、魂を動かされるものがあります。
すべてのご縁に感謝です。