不動産業界の新しいかたちの模索 ~買う、借りる、住む、仕事する、食べる~②



みなさん こんにちわ 新名です。

このブログは1月10日に書いています。今回ご紹介するのは、藤井寺市にある道明寺天満宮さんです。

弊社の所属する「大阪宅建協会」主催で道明寺天満宮さんと関係者が勧めている「道明寺天満宮前新プロジェクト」を昨年、見学してきました。

このプロジェクトは、道明寺さんの所有する隣の土地家屋を長年賃貸しておられた方が退去するにあたり、何とか有効利用できないか?と考える道明寺さんと、藤井寺で多角的な仕掛けづくりを得意とする不動産・建設会社さん そして、クラウドファンディングによるお金に関する仕掛け作りを得意とするエンジョイワークスさんを中心にして、周辺の多くの方を巻き込んだものでした。

見学した時は古い民家を全面リノベーションの工事真っただ中で、おおくの職人さんたちが忙しそうにお仕事されていました。

その仕掛けの骨格は次の通りです。

・プロジェクト期間は5年(だったと思います)

・オーナー(道明寺さん)への5年間の賃料は極小(固定資産税くらい)であるが、リノベーション費用の負担はない。

・リノベーション費用(他しか1000万円くらい)はクラウドファンディングを募集する。

・クラウドへの出資者(最低額は5万円くらい)のメリットは利回り4%前後を受け取れる可能性がある。

・リノベーション後は、地ビール醸造所+軽食販売(日々貸可能な形態)で賃貸予定で収益を上げる。

・5年経過したら、道明寺さんにそのまま返却する。

といったものでした。

これまでは、リフォーム、リノベーションはオーナー負担であり、資金の調達方法も自己資金もしくは金融機関の融資しかありませんでしたが、投資や地域活性化に興味がある多くの方を巻き込んだクラウドファンディングを利用した新しい不動産活用の形です。

次回も面白い案件を紹介致します。

全てのご縁に感謝です。

次回をお楽しみに!