不動産投資の勉強 3(アンテナを張る)



皆様、こんにちわ 新名です。

本日は不動産投資を行う上で、アンテナを張ることの重要性についてです。

かなり以前までは私も含めて、多くの方にとって、大家さんになることは、ごく一部の富裕層に限られていました。その扉を開いたのがバブル崩壊と言われています。このバブル崩壊により、不動産価値がみるみる下落して行きました。さらにかつては住宅ローンの金利が5%程度であったものが、一気に低下した行きました。そこで、誰でも低価格・低金利で不動産を取得できるようになった結果、「サラリーマン大家」などの言葉が生まれることになりました。

しかしながら、不動産の賃貸事情も日々変化していってます。このため、優良な物件を好条件で購入して、かつ手頃な価格でより良い住環境を提供したものだけが、この市場(不動産賃貸市場)で生き残っていきことが可能であることは、他の市場と同じ理屈です。

ここで必要となるのが知性=インテリジェンスです。このため、世の中の情報や不動産傾向などに日々敏感になることがかなり大切となってきます。

例えば、現在のコロナ禍では、「東京圏のオフィス需要が落ち込んでいる」ことを報道等で知った場合、その事実をどのように解釈して、自身の行動に結びつけるかを考察する必要があります。単にアドバイザーに意見を鵜呑みにしたり、誰かの頭で判断された結果のみを過信することはかなりリスクを伴うため、自身の頭で判断する訓練が必要です。

最初は、得られた情報からある結果を予測して、一定期間内の値段等の動きを追います。その予測があっているのか?外れたのか?を可能な限り書面に残して、自身の予測がどうであったかを整理していきます。

このような、地道な頭の整理を通じて、可能な限り原因と結果を予測できるようになれば、あとはその繰り返しです。事象→予測→行動→結果の検証→次の事象へのフィードバックです。

不動産投資のみならず、全てのことに共通していると思われますが、このような過程を経ることが不動産投資でも必要になってきます。

全てのご縁に感謝です。

次回をお楽しみに!