皆さん こんにちは 新名です。
JKAS(住宅ローンに困ったときのあなたの街の相談窓口)の小冊子紹介7冊目
「住宅ローンの「返済額の軽減申請」「返済期間の延長申請」について」(その3)です。
住宅ローンの返済期間を延長させるメリット
返済期間を延長させる最大の利点は、言わずもがな「毎月の支払負担の軽減」でしょう。
返済期間が延長されればされるほど、毎月の支払金額はガクッと下がります。
仮に今まで20年間で返済する予定であったのを35年までに延長すれば
万単位で毎月の返済額を減らすことができます。
仮に3000万円を20年間で借りている人が35年間まで延長したとしましょう。
そうすると、月々の支払いは約14万円から約9万円まで落とすことが可能になります。
このように毎月の返済額を落とす手段として、返済期間を延長するのはかなり大きな
影響力を持つのです。
住宅ローンの返済期間を延長させるデメリット
返済期間を延長したことによる最大の欠点は、金利負担が増えることです。
返済期間が延長すればするほど、負担すべき金額が増加します。
仮に3000万円以上の融資を行ったとしましょう。
当初は20年で組んでいましたが、35年返済に延長した場合、数百万円もの金利負担が
発生することになります。
また、返済期間をあまりにも延長すると、退職後まで住宅ローンの返済が
続いてしまうのも大きな欠点です。
退職後は給与所得よりも収入が減少する場合が多く、返済が遅れてしまう危険
性が一気に増加してしまいます。
延長できるからといって、ライフプランを無視した返済期間まで延長してしまう
と、後々大変な目に遭うかもしれません。
次回は、「住宅ローンの「返済額の軽減申請」「返済期間の延長申請」について」(その4)です。ご期待ください。
全てのご縁に感謝です。