不動産の学校 購入編 その4  現金? ローン?



みなさん こんにちわ 新名です。

このブログは7月25日に書いています。オリンピックが開催され、なんとなくコロナの影響も下火(?)になった気になっているのは私だけでしょうか?コロナという大きな危機を乗り越えて、考え方や生き方がみなさんも変わったんではないでしょうか?私自身も大きく変えないといけないと思って、毎日自分と格闘している最中です。

さて、本日は不動産を購入するためのお金の話です。このブログでは、ネットで検索してすぐにわかるような情報から、はたまた、私の私見もかなり含まれています。本日はテーマ「現金?ローン?」はどちらかと言えば、私見の方が強いかもしれません。

まず、ローンで購入するには、ローンのための諸費用(金融機関が各社設けているもの、その他抵当権設定のための費用、そしてもちろん金利!)が必要です。このため、一見すると現金で購入した方がいいよね!と思います。もちろん、個人の生活を一生支える十分な資産がある方はこの「現金買い」が良いかもしれません。でもこの「ローン」にはもう一つの側面があります。それは、契約書(金銭消費貸借契約書)でローンを実行しますが、ここに記載された毎月の支払(元本+利息)さえ行えば、元本総額を支払うことは必要ないというあたりまえの事実です。これは、「大きなお金の支払を猶予してもらう権利を獲得した」ことになりませんでしょうか?

ましてや現状では超低金利ですので、過去の金利水準では考えられないほどの、返済金額の低さになっています。

例えば2000万円を35年5%(1993年付近での変動金利)では、毎月10,0937円、返済総額4,239,354円です。

これが、現状のフラット35では2000万円を35年1.5%とするとでは、毎月6,1236円、返済総額2,571,912円です。なんと1600万円以上も異なることがわかります。

このように現状では超低金利が継続されていますが、それは反対に実質所得が伸びていないことの現れかもしれません。だからこそ、自分の頭で考えていくことが非常に大切になります。

これからも皆さんに有用な情報を発信していきます。次回をお楽しみに!