人の縁に感謝 ~ザゴールの内容を少々~



みなさん こんにちわ 新名です。

このブログは11月23日に書いています。約1カ月前のブログでは、リングアンドリンク社の佐々木さんとの出会い、そして「ザゴール」との出会いついて書きましたが、今回は、その内容を少々書いてみます。

この本は小説スタイルをとっており、読みだすと一気に読んでしまえるくらいハラハラドキドキの内容となっています。まるで聖書のような分厚さでしたが、私も1回目は1週間くらいで読んでしまったと思います。

あらすじは、米国の中堅メーカーの工場を任された工場長の仕事と家族の危機をいかに脱するか?といいったものです。工場長である主人公がある朝、出勤すると本社の統轄部長から「3か月で工場の経理状況を改善出来ないと、工場閉鎖をする」とのお達しから物語が始まります。いきなりの事態に打開策を検討しますが、いいアイデアはありません。そのうえ、仕事優先の状況から奥さんとの仲に亀裂が入ってしまいます。さて、この状況に面と向かった場合、「早々に他の就職口を探す」人が多い中、主人公は打開策を模索し続けます。

そこで、ある人との出会いからヒントを得て、試行錯誤しながら立て直しと同時にこれまでにない成果を打ち出していくというものです。

この本「ザゴール」はイスラエルの物理学者であるエリアフ・ゴールドラット博士が書いたもので、経営者の多くはこの本から学んでいると言われています。1代でジャパネット高田を優良会社に育てた高田明氏も「何度読んだかわからなくて、本がボロボロになった」というほど影響力は大きいものです。

この本の根幹にある考え方は、「ザゴール2」や「ザチョイス」に書かれていると思いますが、最も大切な考え方の姿勢は「目標を明確にして、明晰に考える力」をつけるというものだと思われます。人は、ある局面の中あるいは通常の状態でも、物事を明晰に考える=事象と事象のつながりを因果関係で整理することが出来ていない場合が多いため、感情に走ったり、人のせいにしたり、投げやりになったり、有頂天になったりすることが多いと思われます。

ですから、逆に事象と事象を整理して因果関係を紐解いていけば、目標までの道筋(ロードマップ)が見えてきます。

当社もこの考え方に照らし合わせて、目標設定、現状把握、そして現状でのボトルネック(制限因子)の抽出を実施している最中です。

興味のある方は是非、本を読んだり、漫画やアニメもありますのでそちらを見てください。すべての方が目標をもって、現状打破し続ける中に必ず、未来が見えてくるはずです。

全てのご縁に感謝です。

次回をお楽しみに!